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だからフリーランスは老後資金が4,500万円必要って言われているんだよ…
フリーランスになると不安定な収入や将来の生活など、不安になることがたくさんですよね。
そんなフリーランスにおすすめしたいのが、「つみたてNISA」です。
この記事ではファイナンシャルプランナーの資格を持つ筆者が、つみたてNISAの仕組みや税金、始めるための手順について詳しく解説します。
つみたてNISAをはじめて、将来の安心な資産形成を目指しましょう!
この記事でわかること
・つみたてNISAの仕組みやメリット
・フリーランスにつみたてNISAがぴったりな理由
・つみたてNISAをいますぐ始める方法
参考【2023年最新版】iDeCoと小規模企業共済ってどっちがおすすめ?
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まず初めに
投資って聞くとなんか怖いイメージがありますよね…
私自身も昔、「投資=借金」のイメージがあってなかなか踏み出せずにいました。
しかし「お金もない」「時間もない」この現状を変えたくて、一歩踏み出してみた結果…
今の運用益がこちらです。
つみたてNISAを始めて早2年。
積立設定をしてから一度もいじることなく、こんなにお金が増えています。
私の場合、一度事業の関係でお金を40万円ほど引き出してしまいましたが、それでもプラスなんです。
この増えたお金がお金があるから…
投資の利益で
・毎月スタバを飲んでも罪悪感がない
・将来の資産4500万円の不安がなくなる
・家族との旅行が存分に楽しめる
こんな人生を送れています。
むしろ投資なしでこれからの人生は考えられないというほど、投資のありがたみを感じています。
みなさんが、私のように一歩つみたてNISAに踏み出せることを願って、この記事を書いたのでぜひ最後まで読んでみてください。
つみたてNISAってなに?
つみたてNISAとは、
「国民にもっと資産形成を始めてほしい」
と日本政府用意した「特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度)のことです。
(金融庁HPよりhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html)
今や超高齢化社会。
国民一人一人に老後の資産形成をしてほしいと言うのが国の本音なのです。
つみたてNISAの特徴とは?
利用できる人 | 日本に住む18歳以上(1人1口座) |
税金の優遇制度 | 利益が非課税 |
非課税の投資期間 | 投資した年から20年間 |
投資可能期間 | 2018年〜2023年 |
投資金額(年間) | 100円〜40万円 |
投資方法 | つみたて投資のみ |
投資商品 | 金融庁が認めた投資信託やETF |
資金の拘束 | いつでもやめて引き出せる |
①投資で得た利益が非課税
通常、投資で利益が出ると20%の税金がかかります。
例えば
投資で100万円利益が出た場合
→20万円は税金として引かれ、
→80万円しか手元残らない
しかし、つみたてNISAの場合この20%の税金が非課税になります。
②非課税の期間は投資から20年間
つみたてを始めて、20年間は非課税です。
非課税期間が終わると自動的に課税口座に資金が移されます。
いいえ、つみたてNISAの非課税期間に増えたお金は、20年すぎても税金がかかりません。
例えば
2023年に40万円投資して、
2042年(非課税の20年後)までに100万円増えた場合
→この100万円は非課税
この140万円が2043年に課税口座に移り、毎年10万円ずつ増えた場合
→この年10万円は税金が20%かかる
③投資可能期間は2018年〜2023年
つみたてNISAは2023年で終了し、
2024年から「新NISA」という枠に生まれ変わります。
引用:金融庁
つみたてNISAを今開設しておけば、24年以降は「新NISA」も使えるようになるので、
後回しにしないよう注意してください。
④投資金額は100円からできる
つみたてNISAの場合、金額は年間40万円までです。
金額
・年間 40万円
・月額 100円~33,333円
上限いっぱいまで投資できなくても問題ありません。
100円でも、1,000円でも今の生活に負担のない金額からコツコツ積み重ねることが大切です。
⑤投資商品は金融庁の基準をクリアしたものだけ!
つみたてNISAは国が推奨していることもあって、金融庁の厳しい基準をクリアしたものしか投資できません。
金融庁の基準の一例
・販売手数料が無料
・運用管理費用が低水準
・金融庁に届出がされている
つまり投資未経験でも始められるよう、
手数料やリスクが低いのに、運用が安定するような仕組みになっているんです。
⑥投資したお金はいつでも引き出せる
積み立てたお金は貯金と同じように引き出すことができます。
もしも生活が厳しくて、積立を辞めたい場合もいつでもやめることができます。
お金を効率よく増やすためには長期投資をおすすめしていますが、
緊急事態
・事業に資金が必要
・結婚式の費用が足りない
・病気になって働けない間のお金を用意したい
こういう緊急事態は予想がつかないと思うので、
資金拘束がない「つみたてNISA」はフリーランスこそおすすめです!
つみたてNISAが投資初心者に人気な理由とは?
投資の基本①:「じっくり長期」
つみたてNISAで利益を得られる人は「長期投資」の原則を理解して運用しています。
なぜ長期だとお金が増える可能性が高いのでしょうか?
その理由は「複利の効果」と「過去のデータ」を学べばわかります。
①複利の効果
「複利」とは「投資で増えた利子に、さらに利子がつくこと」です。
出典:トウシル
例えば
100万円を年5%で運用すると
1年後→100万円+5%=105万円
2年後→105万円+5%=110万2,500円
3年後→110万2,500円+5%=115万7,625円
20年後→2,712,641円
つまり100万円が270万円まで増えるってこと!
出典:三菱UFJ
長期で投資すればするほど、資金が少なくても大きくお金を増やせるってことなんです。
②過去のデータからわかる長期投資
今の段階でつみたてNISAがマイナスになってる人の多くは、運用歴1年くらいの短期投資の人です。
▼金融庁が発表している下記のグラフを見てください。
出典:金融庁
つみたてNISAのように、資産や地域を分散した積立投資を長期間続けることで、
元本割れ(投資した金額より資産が減ってしまうこと)のリスクを軽減することができます。
投資の基本②バランスよく分散
分散投資とは、資産を複数の株に投資することです。
投資先を複数に分けることで、そのうちの一つの株が下がってしまった時に大惨事にならないのです。
出典:ありがとう投信
分散投資することで株の値動きにも対応できます。
株価が上がったり下がったりすると、資産も合わせて上下します。
分散投資をすればその上下幅が小さくなるため、安定的な資産運用が可能なのです。
出典:金融庁
そして、つみたてNISAの商品はこの分散投資ができる「投資信託・ETF」です。
投資信託・ETFとは
「投資のプロが私たち投資家から集めたお金を複数の株に投資し、その成果を投資家に還元する」
という仕組みです。
出典:ブリッジサロン
つまり、投資のプロが投資で利益が出そうな株などを代わりに買って運用してくれるということ。
投資の基本③コツコツ積立
つみたてNISAは少額を毎月コツコツ投資するスタイル。
今お金がたくさんある人は焦ったいように感じるかもだけど、これが投資で成果を上げるためには基本なんです。
その理由は「時間に対して分散投資」できるから。
株って上がったり下がったりしますよね?
そのため高い位置で買ってしまうと損してしまう可能性が高いのです。
でも、今の株価が高いか低いかなんて、初心者にはわかりませんよね?
そんな時コツコツ積み立てることで、高い時も低い時も買うことができます。
そうすると買った値段が平均化され、株価に左右されない運用ができるという仕組みなのです。
これをドルコスト平均法と言います。
出典:楽天カード
この方法を用いているから、「リーマンショック」や「コロナショック」があったけど、資産が増えている人が多いんです。
つみたてNISAのデメリットとは?
つみたてNISAにももちろんデメリットはあります。
それは次の4つです。
ここに注意
・元本割れのリスクがある
・限られた投資信託しか投資ができない
・非課税の上限が低い
・一括投資(スポット購入)はできない
①元本割れのリスクがある
つみたてNISAは投資なので、「100%お金が増える」というわけではありません。
つみたてNISAの対象となっている対象商品は、金融庁に届け出がされた長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託でありますが、元本保証ではないのです。
相場の状況によっては投資した金額より評価額が下がる「元本割れ」の可能性が0ではないということは理解しておきましょう。
②限られた投資信託にしか投資できない
つみたてNISAで投資できる商品は、金融庁により「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と定められています。
つまりつみたてNISAでは、株主優待がもらえる株やappleなどの米国個別株に投資することはできないのです。
自由な銘柄に投資したい場合は「一般NISA」を選ぶもおすすめです!
③非課税の上限が低い
引用:マネックス証券
つみたてNISAの非課税枠は年間40万円です。
一方、一般NISAの非課税枠は年間120万円と3倍の金額となっています。
まとまった資金を短期的に運用したい場合は一般NISAの方が向いていると言えますね。
④一括投資(スポット購入)ができない
つみたてNISAでは、定時定額で購入する「積立購入(積立投資)」のみと限定されています。
つまり一括投資(スポット購入)はできないので注意してください。
お使いの証券口座で増額設定をすると、その年の満額の40万円を投資することができます。
詳しくは証券口座にお問い合わせかこちらのリンクを参照してみて下さい。
つみたてNISAでどれくらい増える?
みんなが気になる増えるお金について。
投資なので必ず○%増えるとは言えないのが正直なところ。
だけど過去のデータからは、平均で3%~7%増える可能性があると言われています。
楽天証券のシミュレーションを使って計算してみました。
月3万円を3%で20年間運用した場合
増える金額は約260万円でした。
合計で資産は984万円になります!
月3万円を5%で20年間運用した場合
増える金額は約513万円。
資産は1233万円になりました。
月3万円を7%で20年間運用した場合
増える金額は842万円。
資産は1562万円になりました。
つみたてNISAってどうやって始めるの?
つみたてNISAの始め方はめっちゃ簡単です。
つみたてNISAの始め方
- 証券口座を開設する
- NISA口座を開設する
- 積立設定をする
①証券口座を開設する
証券口座は大手からネットまで様々ありますが、今の時代はネット一択です。
手数料も安く、開設もスマホで簡単にできます。
人気のネット銀行はSBI証券と楽天証券ですが、今開設するなら楽天証券の方がおすすめです。
楽天証券おすすめポイント
・売買手数料がなんと無料
・圧倒的に使いやすい画面
・NISA口座開設数No. 1
・口座開設も年会費も無料
・クレカと連携でポイントザクザク
どの証券口座にするか、迷ってやるの遅れるのが一番損。
正直、SBI証券、楽天証券ならどちらを選んでもそこまで変わらないので
今このタイミングで口座開設してつみたてNISAを始めて損を避けよう!
参考【楽天証券で始める】つみたてNISA始め方ガイド〜フリーランスこそ資産形成を〜
続きを見る
画面通りに情報を入力し、本人確認を進めれば口座は開設完了です。
②NISA口座を開設する
証券口座を開いたら次にNISA口座を開設します。
NISA口座を開設する方法は2つです。
・新しく証券口座を開設した際にセットで開設
・すでに持っている証券口座でNISA口座を開設
新しく証券口座を作る人は、最初の手続きの時にNISA口座も開設できることが多いです。
すでに持っている証券口座で、NISA口座を開設することもできます。
使っている証券口座に問い合わせをしてみよう!
③積立設定をする
積立設定も証券口座によって異なります。
画面に沿って積立設定を進めていきましょう。
最後に…「フリーランスこそつみたてNISAを」
今は激動の時代です。
・増税
・少子高齢化
・値上げラッシュ
など、ただでさえ厳しいフリーランス生活がどんどん厳しくなっています。
保障が少ない分、老後の資金も休業時の生活も自分で備えていかなくてはならないのです。
そんな激動の時代を生き抜くフリーランスは
「お金に賢く、常に行動を起こせる人間」
だと確信してます。
「お金に無知だったために子供を大学に行かせられない…」
「老後のこと何にも知らなくて気づいたら生活保護…」
こんな悲しい思いをしないためにも「つみたてNISA」で賢く投資を初めてほしいのです。
この記事を読み終わっているということは「つみたてNISAの知識」を得られているはず。
次は口座を開設して、始めるだけなのです。
「あの時つみたてNISAをやっておけばよかった…」
と後悔する前に今、一歩を踏み出して見てください!
参考【楽天証券で始める】つみたてNISA始め方ガイド〜フリーランスこそ資産形成を〜
続きを見る