最近、Instagram業界でよく耳にするのが「インスタ運用代行」という働き方。
インスタ発信をしているインフルエンサー仲間にも「インスタ運用代行」で稼いでいる人が多くいます。
中にはこの働き方で副業に成功されたり、フリーランスになった方まで…!
そこで今回はインスタフォロワー2万人超の筆者が教える、「インスタ運用代行のやり方」を経験談をもとに解説します。
この記事でわかること
・インスタ運用代行ってぶっちゃけ稼げる?
・インスタ運用代行のやり方とは?
・インスタ運用代行のメリットとデメリット
インスタ運用代行の仕事とは?
インスタ運用代行とは、「企業のInstagramを代わりに運用する仕事」です。
多くの企業は
「インスタを使って売上をあげたいけどリソースがない…」
「インスタ運用って実際に何をしたらいいの?」
とインスタ運用についてお悩みを持っています。
そこで需要が高くなるのが「インスタ運用代行」なのです。
インスタ運用代行の具体的な仕事とは?
インスタを運用したい企業の目的は「認知の拡大」と「売上アップ」この2つです。
目的に応じてインスタグラムの方向性を定め運用をしていきます。
運用の流れ
・プロフィールやハイライトなどを整える
・インスタ運用の目的に合わせて投稿を作る
・インサイトを見て投稿の数値分析をする
・フォロワーやコメントの対応
インスタは半年〜1年をかけて運用していく仕事なため、コツコツと投稿を作って分析してを繰り返す仕事になっています。
思ったより煌びやかな世界ではなく、地道に作業を進めていく仕事が多くなるのがリアルな現場です。
ぶっちゃけ需要はあるの?
結論、需要しかないです。
SNSの市場は拡大傾向にあり、これからも伸びていくと予測されています。
その市場規模はなんと2023年で1兆899億円、2025年には1兆8,868億円に拡大する見込みなんだそうです。
※引用元:サイバーバズ
中でもインスタグラムは利用者数3300万人(2019年)を超える、SNSの中でも人気のメディア。
2014年から右肩上がりに利用者が増え続けていて、4人に1人はInstagramユーザーという計算になります。
利用者の年齢も幅広く、公式インスタを作って運用していきたいという企業は今後増えていくと想定されます。
インスタ運用代行は稼げない?
インスタ運用代行の相場は下記の通りです。
運用代行の相場
・フィード(画像)投稿:2000円〜3500円
・リール(動画)投稿:3000円〜4000円
・アカウント設計(初期設計):3万円〜
大体は一社あたり5万円前後の予算で運用を任されることがほとんどです。
【Instagram運用代行(募集)】
・ジャンル:ガジェット系、他
・報酬:4~6千円/投稿
・期間:3ヶ月〜
・採用:2〜3名自己PR・実績をDMください。
久しぶりの募集です。
ご応募お待ちしています!#instagram#インスタ運用代行#Webデザイナー— 岩田 光@Webマーケティング (@zworker_iwata) October 3, 2023
仮に1投稿3,000円で1日4投稿作ると仮定すると、1ヶ月36万円の収入になります。
もちろん実績を積んだり、スキルアップによって作業効率が上がればこの単価はさらに上がっていきます。
月100万以上は目指せる?
ぶっちゃけたところ、インスタ運用代行は「自分の作業力を売って稼ぐ」働き方。
そのため、1日24時間という時間の中で収入には上限があるのが現状です。
インスタ運用代行で月100万以上稼いでいるひとは
・圧倒的な実績やスキルで高単価案件を獲得している
・売上やフォロワー数などの結果に応じてインセンティブをもらう
など「成果を出して稼ぐ」方法を用いています。
そのほかにもインスタ関係の仕事をプラスして収入をアップさせている方も多いようです。
インスタ運用の知識やスキルを基礎に自分のサービスを持つことで月100万円以上は目指せるでしょう。
インスタ運用代行のメリット
個人で稼ぐ方法はたくさんありますが、初心者にこそおすすめしたいのが「インスタ運用代行」です。
ここではそんなインスタ運用代行のメリットを4つ紹介します。
メリット
・好きな場所で好きな時間で働ける
・比較的安定的な収入になりやすい
・需要が高くて初心者向け
・他の仕事にも繋がりやすい
①好きな場所・時間で働ける
インスタ運用代行は「the フリーランス」みたいな働き方ができます。
好きな場所や好きな時間に働けるというのは、かなり自由でストレスフリーです。
パソコンとスマホさえあればお仕事ができるので、カフェで仕事している仲間も多くいます。
②比較的安定的な収入になりやすい
副業やフリーランスの場合、通常収入が不安定になりやすいのがデメリットですよね…
しかし、インスタ運用代行はその中でも安定的に収入を得やすい仕事です。
一社契約すると最低でも3ヶ月は継続してもらえますし、「1投稿いくら」という形で着実に収入をもらうことができます。
③需要が高くて初心者向け
SNS運用代行の中でも特にインスタは、今かなり需要があります。
クラウドソーシングサイト(お仕事マッチングサイト)をみても、インスタ運用代行の案件が多く出回っています。
X(旧Twitter)やインスタを見ても毎日のように募集の投稿があるので、初心者でも案件を獲得しやすい仕事ですね!
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・Instagram運用代行の実績や経験あり
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私自身インスタでインフルエンサーをやっていますが、インスタ運用代行のDMはかなり来ています。
④他の仕事にも繋がりやすい
インスタ運用は世界が広がる仕事だと思っています。
例えばインスタ運用代行で身につけたマーケティング力で商品を作って起業することも可能です。
運用代行から繋がる例
・WEBマーケターとしてコンサルタントに
・インスタの知見を活かしてインフルエンサーに
・運用代行のなり方を教えるスクール運営に
インスタ運用代行をきっかけに色々とチャレンジすることで、ビジネスチャンスも広がっていきます。
インスタ運用代行のデメリット
一方でインスタ運用代行にもデメリットが存在します。
ここでは3つ紹介します。
①スキルを身につけるのにお金or時間がかかる
インスタ運用代行をするには「知識やスキル」が必須になってきます。
スキルを身につけるには2つの方法があります。
・スクールに入る
→早く身につくがお金がかかる
・独学でやってみる
→お金はかからないが最低で半年以上かかる
インスタ運用代行をやるために「時間」か「お金」のどちらを投資するか選ぶ必要があります。
②クライアントとの人間関係がつきもの
前に「theフリーランス」っぽい働き方と言いましたが、人間関係はつきものです。
クライアントと一緒に進めていく仕事なので、コミュニケーションは必須になってきます。
③案件が取れなければ稼げない
インスタ運用代行は「契約してお金をもらう仕事」です。
そのため、運用代行できるクライアントを獲得しないと稼ぐことはできません。
営業や案件の応募、SNSをフル活用して案件を継続的に取っていく必要があるので注意しましょう。
インスタ運用代行に向いている人とは?
インスタ運用を勉強してから「向いていない…」と後悔したくないですよね…!
実際にインスタ運用代行を長くやっている人には共通点があったので3つ紹介します。
向いている人
・コツコツとした作業が得意な人
・SNSを見るのが好きな人
・分析するのが苦痛じゃない人
①コツコツとした作業が得意な人
インスタ運用は細かな作業で成り立つ仕事です。
・投稿をクライアントにチェック
・投稿内容の企画/構成案
・デザインの細かい修正
華やかな仕事のイメージがありますが、意外と地道な作業をしているんですね。
めんどくさがらず、コツコツと作業を進められる人には向いている仕事といえます。
②SNSを見るのが好きな人
インスタ運用代行だと、インスタ以外にもTikTokやYoutubeからネタを持ってくることもあります。
普段からSNSを見る癖がある人は、情報収集が習慣になるので継続がしやすいでしょう。
「いつも自然とSNSを開いてしまう」という人には向いている仕事といえます。
③分析するのが苦痛でない人
インスタ運用には投稿の数字分析や、バズっている投稿の分析など、さまざまな分析が必要になります。
「なぜこの投稿はバズっているのか」
「再生回数は多いけどフォローに繋がらないのはなぜか」
など頭を使って考える仕事も多いのがインスタ運用。
クリエイティブな仕事にプラスして思考力が必要な仕事なので、分析するのが嫌いな人は向いていないかもしれません。
インスタ運用代行になる方法
インスタ運用代行になる流れは下記の通りです。
簡単な流れ
- 運用やマーケティングのスキルを身につける
- 自身で発信活動をしてみる
- 運用代行の案件を獲得する
インスタを極めて案件を獲得するのがゴールになります。
①運用やマーケティングのスキルを身につける
初心者にお金を払うほどインスタ運用は甘くないので、まずはスキルを身につけましょう。
スキルの身につけ方は2つです。
・独学で身につける
→お金はかからないが、時間がかかる
・スクールで身につける
→お金はかかるが、正確で最短ルート
私は独学で必死に勉強したのですが、半年経ってやっと結果がついてきたスピード感です。
今でも正解がわからないことが多く、応用が効かないのが悩みなのでスクールで基礎固めをするのがおすすめです。
独学派の方にはこちらの【無料でダウンロードできる】マーケティングノウハウ集でまずは勉強してみてください!
参考【現役インフルエンサーが厳選】SNS運用を学べるスクールを徹底比較
続きを見る
②自身で発信活動をしてみる
スキルを身につけたら実績作りです。
1件目の案件を獲得するときに自分のSNSがあると有利になります。
見出し(全角15文字)
・ポートフォリオがわりになる
・そのアカウントでもマネタイズできる
・DMで運用代行のお問い合わせがくる
・身につけたスキルを実践で試せる
インスタ運用代行のことを発信しても良いですし、私のように全く別のジャンルでも大丈夫ですよ!
③運用案件の獲得方法
インスタ運用代行の要、「案件獲得」です。
本業でやっている子に聞いたところ、下記の方法で獲得していました。
案件の獲得方法
・クラウドソーシングサイト
・スクールからの紹介
・インスタからのお問い合わせ
・紹介
インスタ運用代行で大変なのは1件目の契約だと思いますが、その場合はやはり斡旋紹介があるスクールが強いです。
スクール側が営業して案件を持ってきてくれますし、わからないことはプロに聞ける環境なので初めてのお仕事には安心ですよね。
参考【現役インフルエンサーが厳選】SNS運用を学べるスクールを徹底比較
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いざ!インスタ運用代行のやり方
案件を獲得できたら「インスタ運用デビュー」です。
一般的な流れを解説していきます。
簡単な流れ
- インスタ運用の目的をすり合わせる
- 代行する部分(契約内容)を決める
- ターゲットやアカウント設計をする
- 投稿を作成して納品する
- 定期MTGで進捗をすり合わせる
①インスタ運用の目的をすり合わせる
インスタ運用の目的によって作っていくアカウントが変わってきます。
例えば「売上アップ」「認知の拡大」「公式感のあるブランディング」などが主な目的になるでしょう。
投稿例
・売上アップ
→商品によって悩みが解決されるという投稿
・認知の拡大
→リーチが拡大されやすいバズ投稿
・公式感のあるブランディング
→文字入れではなく、綺麗な写真で統一する
クライアントになる企業がインスタ運用を通して何を達成したいのか、自分はどんな結果を残せば良いのか確認しましょう。
②代行する部分を決める
インスタ運用といっても、どこからどこまで代行するのかを決める必要があります。
代行例
・ストーリー
・フィード投稿
・リール投稿
・コメントやDM返し
投稿を作るだけではアカウントが伸びることは少ないので、クライアントさんと分担したりしながら運用を進めていきましょう。
③ターゲットやアカウント設計をする
インスタ運用は「誰か一人のターゲットに届ける」ように作るのが基本になります。
そのため
・どんなターゲット(ペルソナ)の人に投稿をみてほしいのか、
・どんなアカウントだったら反応が高くなるのか
事前にクライアントさんと決めておき、インスタ運用の参考にしていきましょう。
④投稿を作成して納品する
インスタの投稿を契約に応じて作っていきます。
納品して終わりの場合もありますが、投稿予約まで任されることがほとんどです。
⑤定期MTGですり合わせる
最低、月に1回はクライアントと打ち合わせで、インスタ運用の進捗を共有しましょう。
今のインスタ運用の目的のすり合わせや方向性の確認をするだけでなく、数字面での進捗を共有するとクライアントさんも安心されます。
インスタ運用は長期間になることが多いので、ゴールから見て今どの辺りにいるのか報告しましょう。
まとめ
今回はインスタ運用代行という働き方についてまとめました。
稼げる運用代行になるにはその分スキルや結果を残すことが大事です。
つまり、しっかりと学びさえすればインスタ運用は需要のある仕事なので個人でも十分挑戦できる仕事なのです。
また、インスタ運用代行は他の業種にも挑戦できる、未来が広がる仕事でもあります。
この働き方をきっかけに大きくキャリアを伸ばしていきたい人はぜひ挑戦してみてください。
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